レンダリング時間を短縮するいくつかの方法

CG制作

サービスの一つに「CG制作お急ぎ便」を追加致しました。
ざっくり言うと短時間で納品しますというサービスですが、報道関係の方からご依頼を頂いております。早速ご依頼頂きまして、ニュース番組中の解説CGを制作させて頂きました。
この制作での一番の「売り」は速さです。そこで一番問題となるレンダリング時間を短縮する方法について簡単にまとめて見ました。

①解像度を下げる
最終納品の解像度がフルハイビジョンの場合で、動きの多いものであれば、0.75倍での書き出しにします。この場合、AfterEffectsで最終的な1080に拡大処理します。但し、そのままの拡大ではなく動きのある部分にモーションブラーをかけます。そうすることで拡大のジャギーは見えなくなります。

②GIを使わない
グローバルイルミネーションを使用すると影がキレイに描画されますが、計算時間が長くなります。また計算制度を下げると影にノイズっぽいチラツキも発生しやすくなりますので、これをやめて複数のライトで影を出すようにします。

③マテリアル設定
時間を費やす計算として、鏡面反射、透過率(屈折率)、サブポリゴン変位が大きいと思います。
 鏡面反射は、テカテカ感だけのものでしたら、「反射」ではなく「環境」にHDRIを入れてやることで改善できます。
 透過率 屈折率は1にします
 サブポリコン変位 変位は使わずにデプスにします。

④オプション設定
C4Dのオプション設定で時間は短くなります。
 ・しきい値「10%」くらいまではOKかと(個人の感想です)
 ・光の計算回数 10
 ・影の計算回数 10

⑤アンチエイリアスなし
アンチエイリアスを「なし」にするとかなり時間短縮になりますが、劇的にジャギーが出ます。
出力後の画像処理(デプス、ブラー)をAfterEffectsで行える場合は、「なし」にするというのも方法のひとつかと思います。

①~⑤の全てを適応するとやはり品質が悪くなります。後処理のAfterEffectsのパートを増やすと、当然そちらの処理も長くなりますので、そこはトータルで判断しないと行けませんし、最終的に「速かったけど品質は悪かった」という評価では、ご満足頂こくことにはなりませんので上記の中からの使い分けになると思いますが、現時点の手法という形です。ご参考になれば幸いです。

もちろん、良いマシンを買うと速くなりますが、現状システム運用での改善方法という切り口です。
また、例外的に、レンダーファームの使用という方法もあります。クラウド上にC4D対応のレンダリングファームがいくつかあります。充分使い込んでいる訳ではありませんが、動画のレンダリングとなるとまだ充分ではないというレビューもあったりします。これについてはご意見頂ければ嬉しいです。

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