動画が止まる、あるいは微速になって、カメラ位置が変化するというった手法は最近では比較的よく使われる演出方法になりました。この表現方法を「タイムストレッチ」と呼びます。この方法をCGで行うとした場合、フレーム単位でキーを打つアニメーションならばやりかたはそう難しくはありませんが、手間はかなりかかりそうです。
CINEMA4Dにはダイナミクスという手軽で強力な物理シミュレーションがありますので、このシミュレーションのなかでタイムストレッチをやってみましょう。
やりかたは実に簡単で、「時間スケール」という設定だけです。
CTRL + D でプロジェクトの設定を呼び出します。
ダイナミクスタブの全般に、「時間スケール」があります。
デフォルトで100%になっていますので、ここを目的の速さに変更します。
キーも打てますので、シミュレーションの途中で変更可能です。
出来たのがこちらの映像です。