プロジェクションマッピングで使用する演出として「植物が育ってくる」がいかがでしょうか?
実際の撮影でははなかなか植物は思うように延びてはくれませんので、やはりCGでの制作になります。
CINEMA4Dにも植物育成のフリープラグインがあります。
Ivy Grower
http://graphics.uni-konstanz.de/~luft/ivy_generator/
CINEMA4D用プラグイン
Ivy Grower for C4D
http://www.kuroyumeszone.com/free-stuff/free-stuff-plugins/
ではプラグインの使い方です。
ツタを延ばせる対象を作成します。壁をイメージしたので立方体にします。
オブジェクトを編集可能状態にして、選択状態にしておいて、
プラグインから、Ivy Growerを選択します。
ツタが生え始めるポイントをダブルクリックで指定します。
Ivy Grower の 「Growth」タブで、大きさ、重さ等を設定します。
「Grow Ivy」ボタンクリックで成長が始まります。
もう一度クリックすると成長が止まりますので、お好みの大きさまで成長するまで見守ってやります。
「Birth」タブの「Create IGSpline」と「SweepNURBS」にチェックを入れます。
「Give Birth」ボタンをクリックするとツタのスプラインが生成されます。
スイープNURBSの断面は簡単に円のスプラインで作っておきます。
だんだん生育する葉を作ります。
葉はMoGraphで作っていきます。
MoGraph >破砕
「オブジェクト」タブ > モード「セグメントごとに破砕」にします。
MoGraph > エフェクタ > シェーダ
大きくなるようにしたいので、「パラメータ」タブで「スケール」をチェックして下の「スケール」に -1 入力。
シェーダの値で生育がコントロール出来ます。
出来上がった動画がこちらです。