CGや映像編集はもちろん、写真データの現像にもパソコンは必須です。
特に処理能力が求められるCGでは、一般に市販されているパソコンでは時間がかかり、事業として活用する事はまず無理でしょう。
かと言って、HP等のワークステーションはかなり高価で、私のような個人事業主にはなかなか手の届かないものです。
そこで、私はメインのワークステーションを自作で運用しています。
自作なので予算に応じて自由に仕様を決める事ができますので、そのポイント的なところをご紹介します。
【CPU】
パソコンの頭脳部分。C4Dではマルチコアをしっかり使ってくれますので、なるべくコア数の多いものを選択します。
【メモリ】
コア数に応じて大きめにします。1コアに対して2GBは欲しいところです。
また、かなり熱をもつパーツになりますし、熱で壊れる事もあるので、できるだけ放熱フィンつきのものが良いと思います。
【SSD】
システムはHDDではなくSSDに入れます。
可能ならば、システム用、キャッシュ用の2つが理想です。
データはHDDで良いと思います。
【ビデオボード】
AdobeCCで映像編集する方は、CUDA対応のもの。
CUDA対応表(PremierePro必要システム構成より)
Quadroが良いと言われますが、費用が高価なのでGeforceの上位でも良いと思います。ただしVRAMは多めにしましょう(2GB以上)
【筐体】
空気の流れの良いもの、CPU、メモリ、HDDは熱を持ちますので、そこを流れるようにファンをつけてやれば良いと思います。(なるべく掃除もまめに)
【電源】
システムの安定度は電源の安定度だと思っています。
実運用時の1.5倍くらいの容量のもので、できるだけ高効率(GOLD以上)が良いと思います。
具体的な予算が分かれば、それに応じてパーツの選定も出来ますので、そこはご相談頂ければと思います。
業務内容に、「PCメンテナンス及びそれに付随する業務」を入れたのでこれも仕事になります♪